久しぶりのサッカー観戦に熱くなる
基本私はテレビ見ないし、サッカーも最近見ない。
だが昨日はたまたまテレビが点いていて、サッカーが映っていた。
日本代表のワールドカップ予選の初戦である。
私は元々、幼稚園から中学校卒業まで勉強なんて皆無のサッカー馬鹿だった。
サッカーが死ぬほど好きだった。
本気でサッカー選手目指したいと思っていた。
サッカー観戦もたくさんした。
当時の日本代表の試合を全て見ていた。
夜中だろうがなんだろうが見ていた。応援していた。
だがある時からサッカーに対する熱意がなくなってしまい、サッカーを全然見なくなってしまった。
中田英寿の引退である。
この選手は本気で日本代表を強くしたい、日本代表に何が足りないかを訴えていた人である。
逆風にあいながらも"プロ"としてどうすべきかを訴えていた人。
建前とかではなく、本気だった。
本気な部分が好きだったんだと思う。
そんな選手が引退したことにより、ふと日本代表でさえもマイノリティーは生き残れないのかなーと思ってしまった。
一つの社会があるのかなと。
スポーツといいながら、経済的な事情や集団行動、はたまた権力。
興味が薄れていった。
しかし昨日の試合を見て驚いた。
ハリルなんたら監督が一番大きく訴えたが、選手も勝ちに行く戦略をとっていた。
本気を感じて取れた。
縦パス縦パス。
後ろに下げない。
攻めも本気だけど、守りも本気。
まだまだたくさん課題はあるけど、ヨーロッパサッカーのような点を取りに行く戦略。
そんな試合に思わず
「おおっナイス!」
「シュートだ!」
「前に出したほうがいい!」
叫んでいた自分がいた。
子供そっちのけで熱が入る。
どこかに隠れていた感情だ。
やはり本気で戦う試合がいいんだ。
結果0-0だったが、久しぶりにサッカーを見れてよかった。
試合ももちろんよかったが、30歳のパパサラリーマンだけじゃない自分が出てくる。
それが久しぶりで新鮮。
今後も日本代表は見ていきたい。